BLOG

今日は、泉佐野での練習会でした。

ネットでこんなのを見つけました。

 札飛ばし競技大会!! 大会記録5m50cm!!

   これは挑戦するしかないでしょう!

 ということで、練習の合間にチャレンジしました。

 ルールの詳細がわからないので、元の位置から札がどれだけ飛んだかを計測しました。最高記録は、Tちゃんの8m90cm !!!  場所が広かったら、もっと記録が伸びたと思われます。

 「大会に出たら、優勝できるんじゃない?」「賞品、お肉1キロだって!」と盛り上がる一同。

 「場所、どこ!?」「・・・秋田」「・・・」

  泉佐野からは車で14時間です。来年も開催されるなら、チャレンジしてみる??

 

 兵庫大会に参加された方、お疲れさまでした。そして、入賞された方、おめでとうございます。

 兵庫県が詠まれた歌は、百人一首にも多くあります。

「淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝覚めぬ 須磨の関守」(78番 源兼昌)もそのひとつですね。

 この「須磨の関」については、どこにあったのか諸説あるそうです。


 ひとつめの候補地、関守稲荷神社です。

 境内には、歌碑があります。

 ふたつめの候補の現光寺です。「源氏寺」とも呼ばれ、「源氏物語」で光源氏がわび住まいをしたところと語り継がれてきたそうです。光源氏って架空の人物ですが…?きっと、物語の雰囲気にぴったりだったということなんでしょうね。

 こちらの境内には石碑があります。

 関跡については、他にも多井畑厄除八幡宮などの説があるようです。

 須磨の海岸では、潮干狩りや水遊びを楽しむ人たちが。あいにくの曇りでしたが、晴れていたら淡路島が見えるんでしょうか?残念ながら、千鳥は鳴いていませんでした。

 大会あとの寄り道は楽しいですが、帰りの時間を心配するぐらい勝ち進まないといけませんよね(汗)

 

 高校選手権団体予選のため、そちらに参加する高校生やお手伝いの有段者は不在。全員が住吉会場での練習となりました。参加者が30名を超え、バランスを考えながら対戦の組み合わせをしてくださるお世話係の方も大変です。

 翌日の 兵庫大会に出場を予定している人も多く、みな調整に余念がありません。

  練習会場となっている住吉体育館は、住吉公園の中にあります。住吉公園は、明治6(1873)年に開園した、大阪で最も古い公園のひとつですが、もともとは住吉大社の境内でした。


 公園の中央を走る「汐掛道(しおかけみち)」は住吉大社の表参道で、松原が広がりその先に遠浅の海岸が開ける「白砂青松」の景勝地として、有名だったようです。 

 汐掛道にある「汐掛道顕彰碑」には、昔の景色が描かれています。周りの景色が映りこんで見にくいですが、左下の方には「みおつくし」もありますね。

 「住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路 人目よくらむ」(18番 藤原敏行朝臣)の 「住の江」はまさしくこの辺りを指しています。埋め立てですっかり景色は変わってしまっていますが、汐掛道に立って、札のイメージをふくらませるのもいいかも知れませんよ。

 


 堺会場と住吉会場に分かれ、それぞれ練習しました。写真は堺会場のようすです。


 29日(日・祝)には、高校選手権団体予選、30日(月・振替休日)には兵庫大会が控えており、練習にも熱が入ります。

 さて、練習の合間のエネルギー補給は、カルタ―にとっては常識ですが、個人的にお気に入りはこれです!

 シンプルなおにぎりですが、「藻塩」の文字に惹かれ、手を伸ばしてしまいます。そう、藻塩といえば、「来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ」(97番 権中納言定家)ですね。

も‐しお〔‐しほ〕【藻塩】海藻からとった塩。海藻を簀(す)の上に積み、いく度も潮水を注ぎかけて塩分を多く含ませ、これを焼いて水に溶かし、その上澄みを煮つめて製する。(デジタル大辞泉より)

 おにぎりを頬ばりつつ、「こぬ」が速く取れることを願うのでした。

 かるたの札というと、競技用でも家庭用でも紙製が一般的ですが、木製の札があるのを知っていますか?

 それがこれです!

 木製ということもありますが、変体仮名で書かれているので、札の印象がずいぶん違います。

 この札を使った「下の句かるた」は北海道で盛んに行われていて、その名前の通り、下の句だけが読み上げられます。1チーム3人の源平戦のような形で行われますが、メンバーの役割も決まっていて、札の配置にもルールがあるようです。

 まんが「ちはやふる」では、千早の後輩・筑波くんが「下の句かるた」の経験者でしたね。興味のある方は、挑戦してみてください!

 毎週水曜日18:15~21:00は、泉佐野市の羽倉崎町町会館で練習をしています。

 この日(3月28日)は、参加者が少なく6名でしたが、濃~く練習しました。

 さて、ここ泉佐野市には「蟻通(ありとおし)神社」という紀貫之ゆかりの神社があります。

 能舞台があり、毎年9月には「ありとほし薪能」が行われています。 

 紀貫之といえば、百人一首35番「人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほいける」の作者ですね。

 平安時代の歌人紀貫之は、紀州からの帰途、馬上のまま蟻通神社の前を通り過ぎようとします。するとたちまち辺りは曇り雨が降り、乗っていた馬が、病に倒れます。そこへ通りかかった里人(宮守)の進言に従い、傍らの渕で手を清め、その神名を尋ねたところ「ありとほしの神」と言ったのを聞いて歌を詠んで献上します。その歌の功徳で神霊を慰め、霊験があらわれたため、馬の病が回復し、再び京へと旅立ちます。実は里人(宮守)は、蟻通明神の神霊だったという伝承です。このお話は、枕草子「社は」の段に記載されています。(蟻通神社ホームページより)

 紀貫之、ちょっとうっかりさんだったようですが、歌の力で神様の怒りを鎮めてしまうとはさすがです。現在の蟻通神社は当時とは違う場所にあるそうですが、神社を訪れて紀貫之に思いをはせ、泉佐野での練習に参加してみませんか?


 3月21日(祝)住吉体育館で初心者向け講習会を開催しました。参加者は、小学生から大学新1年生まで11名。マナーやルールについて説明した後、先輩選手による模範試合を行い、実際に札を並べて試合形式で競技かるたを体験していただきました。

 まずは、競技かるたのマナーや簡単なルール説明から。かるたはまったく初めてという人もいれば、学校のかるた同好会に所属していた人も。

 (ちょっと緊張している)先輩選手による模範試合です。

 いよいよ体験です。先輩選手も交じり、札を並べて試合をします。

 構えや払い方についても、先輩がお手本を見せます。

  参加者からは、「はじめて参加する僕に、丁寧に礼儀を教えてくれて、とてもためになりました。カルタっていいなと思いました」「競技かるたは初めてで、やっぱり読まれてすぐに反応することはできなかったけど、競技かるたの世界に足を踏み入れる事が出来て楽しかったです」といった感想が寄せられました。

 大会に参加すると、外国人の選手を見かけることが珍しくありません。もちろん対戦経験のある人もいるはずです。

 大阪なにはえ会にも外国人“カルタ―”がいるのをご存知ですか?フランス人のステファン・ジョージ(穣司)さんです。現在はお仕事の都合で休会中ですが、彼がかるたへの想いを語った記事が、以前NPO法人 泉佐野地球交流協会(ica)の機関紙(2015年4月号)に掲載されていましたので、紹介します。

 1月27日(土)に泉南郡田尻町にある国際交流基金 関西国際センターで、日本文化を紹介するイベント「お正月を遊ぼう~Enjoy New Year!~」(NPO法人 泉佐野地球交流協会主催)が開催され、大阪なにはえ会が競技かるたのデモンストレーションを行いました。

 関西国際センターは、外交官や大学生など世界各国から来日した外国人が日本語を勉強する研修施設で、この日は国際交流に興味のある地域の人たちを含め、100名を超える参加がありました。

 観覧者からは、「ルールは難しいですが、札を取るスピードが速くてびっくりしました」「歌(読み)が独特ですね」「判断力を鍛えるのにいいと思います」などの感想が寄せられました。

ウズベキスタンの外交官・ジキさん(中央)と記念撮影