大阪大会第100回記念祝賀会 2019年1月26日(土)
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全国競技かるた大阪大会第100回記念祝賀会が、2019年(平成31年)1月26日(土)盛大に行われました。
大阪大会は第1回大会が1911年(明治44年)に開催され、全国で最も歴史ある大会です。
記念品の京都・清水焼の絵皿。1枚ずつ手書きで歌がしたためられています。
こちらは、100回大会にちなんで、百人一首100番の
ももしきや ふるき軒ばのしのぶにも なほあまりある 昔なりけり(順徳院)
のもの。現代のかるたブームの象徴である「ちはやふる」バージョンもあったそうです。
もうひとつは、百人一首マスコット人形。大阪ゆかりの5首、上段左から「わびぬれば」「なにはえの」下段左から「なにはがた」「すみのえの」「おとにきく」の歌人の可愛らしい人形です。
山下義前全日本かるた協会会長のサインもいただきました。
さて、大阪ゆかりの歌の一つ
音に聞く 高師の浜のあだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ(72番 祐子内親王家紀伊)
に詠まれた高師浜は現在の高石市で、白砂青松の景勝地でした。
高石神社の境内に歌碑があります。
自然石に刻まれた文字は、痛みが激しくほとんど読めません。
現在の高師浜は、埋め立てで泉北臨海工業地となり、すっかり景色が変わっています。
南海・高師浜駅の駅舎のステンドグラスには波に千鳥が舞う景色が描かれており、かつての高師浜の風景が偲ばれます。(U)
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